
ユニバーサルホームでの家づくりを検討している方にとって、ユニバーサルホームの保証内容は非常に気になるポイントではないでしょうか。
マイホームは建てて終わりではなく、長年にわたって安心して暮らすためのパートナー選びが重要になります。
そこで本記事では、ユニバーサルホームの保証について、その具体的な内容から期間、延長保証の仕組み、さらにはアフターサービスや地盤保証といった特徴的なサポートまで、あらゆる角度から深掘りしていきます。
また、保証にかかる費用や、実際に家を建てた方々の評判、他社との比較を通じて、ユニバーサルホームの保証が本当に信頼できるものなのかを客観的に評価します。
この記事を読めば、あなたの家づくりにおける不安が解消され、納得のいくハウスメーカー選びができるようになるでしょう。
- ユニバーサルホームの初期保証と延長保証の詳細な内容
- 定期点検やアフターサービスの具体的なスケジュール
- 一生涯サポートされる地盤保証の大きなメリット
- 保証延長にかかる具体的な費用と内訳
- 他の大手ハウスメーカーとの保証内容の客観的な比較
- フランチャイズ経営ならではの保証に関する注意点
- 実際に建てた人からの保証やサポートに関するリアルな評判
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目次
ユニバーサルホームの保証で知るべき大切なこと
- ユニバーサルホームの基本的な保証内容とは
- 10年間の初期保証でカバーされる範囲
- 有料メンテナンスによる延長保証の仕組み
- アフターサービスと定期点検のスケジュール
- 特徴的な地盤保証は一生涯サポート
- 正直な評判や口コミから見える実態
ユニバーサルホームの基本的な保証内容とは
ユニバーサルホームで家を建てる際に、まず理解しておきたいのが基本的な保証の全体像です。
マイホームという大きな買い物だからこそ、どのような保証が、どのくらいの期間提供されるのかを正確に把握しておく必要があります。
ユニバーサルホームの保証は、複数の柱で構成されており、それぞれが大切な住まいを長期的に守るための役割を担っています。
中心となるのは、法律で定められた「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づく10年間の初期保証です。
これは、建物の構造耐力上主要な部分と、雨水の浸入を防止する部分に関するもので、万が一欠陥が見つかった場合に補修などを行う義務を負うものです。
しかし、ユニバーサルホームの保証はそれだけにとどまりません。
同社独自の保証制度として、特徴的な「地熱床システム保証」や「生涯地盤保証」などが用意されています。
これらは、ユニバーサルホームの技術的な強みを活かしたサポート体制と言えるでしょう。
さらに、初期保証期間が終了した後も、有料のメンテナンス工事を受けることで保証を延長できる仕組みが整っています。
これにより、最長で30年という長期にわたるサポートを受けることが可能になります。
また、建物本体だけでなく、キッチンや給湯器といった住宅設備の故障に対応する保証も用意されている点は、日々の暮らしの安心につながるポイントです。
このように、ユニバーサルホームの保証内容は、法律で定められた最低限の基準を満たすだけでなく、独自の技術に基づいた保証や長期的なサポートプログラムを組み合わせることで、顧客に高い安心感を提供することを目指しています。
それぞれの保証の詳細を一つずつ確認していくことが、納得のいく家づくりの第一歩となるでしょう。
10年間の初期保証でカバーされる範囲
ユニバーサルホームの保証制度の中核をなすのが、引き渡しから10年間の初期保証です。
この保証は、すべての新築住宅に義務付けられているものであり、安心して新生活をスタートさせるための基盤となります。
では、具体的にどのような部分がこの初期保証の対象となるのでしょうか。
大きく分けて、保証の対象は2つの重要な部分に分かれます。
- 構造耐力上主要な部分
- 雨水の浸入を防止する部分
まず「構造耐力上主要な部分」とは、住宅の骨格にあたる部分のことです。
具体的には、基礎、壁、柱、梁、床、屋根といった、建物の重さや地震、風などの力に耐えるために不可欠な箇所を指します。
これらの部分に万が一、設計ミスや施工不良による欠陥(瑕疵)があった場合、建物の安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
10年間の初期保証は、そうした重大な欠陥が発見された場合に、ユニバーサルホームが責任を持って無償で修理や補修を行うことを約束するものです。
次に「雨水の浸入を防止する部分」です。
これは、屋根や外壁、そして窓などの開口部のように、雨水が家の中に侵入するのを防いでいる箇所を指します。
雨漏りは、建物の構造材を腐食させたり、シロアリの発生原因になったりするなど、住宅の寿命を大きく縮める要因となります。
この保証によって、引き渡し後10年以内に雨漏りなどの不具合が発生した場合も、しっかりと対応してもらえるわけです。
これらの保証は、ユニバーサルホームが「住宅瑕疵担保責任保険」に加入することで担保されています。
万が一、ユニバーサルホームが倒産してしまった場合でも、保険法人から直接、補修費用などが支払われる仕組みになっているため、二重の安心があると言えるでしょう。
初期保証の内容を正しく理解することは、入居後のトラブルを未然に防ぎ、大切な住まいを健全な状態に保つ上で非常に重要です。
有料メンテナンスによる延長保証の仕組み
ユニバーサルホームでは、法律で定められた10年間の初期保証が終了した後も、安心して住み続けられるための延長保証プログラムを用意しています。
この仕組みを理解しておくことで、長期的な視点での住まいの維持計画を立てることが可能になります。
延長保証を受けるための基本的な条件は、ユニバーサルホームが指定する時期に、有料の点検およびメンテナンス工事を実施することです。
具体的には、初期保証が満了する10年目のタイミングで専門家による住宅診断を受け、その結果に基づいて必要と判断されたメンテナンス工事を行うことで、保証期間をさらに10年間延長できます。
このプロセスを20年目のタイミングでも同様に行うことで、最長で合計30年間の長期保証を受けることが可能となるのです。
この有料メンテナンスには、どのような工事が含まれるのでしょうか。
一般的には、以下のような項目が対象となります。
- 外壁の再塗装やシーリングの打ち替え
- 屋根の防水工事や補修
- 防蟻処理の再施工
これらのメンテナンスは、住宅の耐久性を維持し、雨漏りや構造体の劣化を防ぐために不可欠なものです。
保証を延長するという目的だけでなく、住まいの資産価値を保つためにも重要な投資と考えることができます。
ここで注意すべき点は、延長保証は自動的に付与されるものではなく、あくまでオーナーの意思で有料メンテナンスを実施することが前提となる点です。
また、メンテナンスを実施しなかった場合、その時点で保証は終了となります。
延長保証にかかる費用は、建物の大きさや仕様、劣化の状況によって変動するため、一概には言えません。
そのため、10年目を迎える前に、担当者としっかりと打ち合わせを行い、点検の内容や見積もりについて十分に確認することが大切です。
長期的な視点で見れば、定期的なメンテナンスを行い保証を延長することは、将来的に発生するかもしれない大規模な修繕費用を抑えることにも繋がります。
計画的にメンテナンス費用を積み立てておくなど、将来を見据えた資金計画を立てておくことをお勧めします。
アフターサービスと定期点検のスケジュール
ユニバーサルホームの保証制度を支える重要な要素の一つが、充実したアフターサービスと定期的な点検体制です。
家は建てて終わりではなく、経年による変化や万が一の不具合に迅速に対応してもらえる体制が整っているかどうかは、ハウスメーカー選びの大きなポイントになります。
ユニバーサルホームでは、長期間にわたって安心して暮らせるように、計画的な定期点検プログラムを導入しています。
具体的な点検スケジュールは、以下のようになっています。
点検時期 | 主な確認項目 |
---|---|
引き渡し後6ヶ月 | 初期不具合の確認、建具の調整、住み心地のヒアリング |
1年 | 構造体のチェック、内外装の点検、設備の動作確認 |
2年 | 1年点検と同様の項目を再確認 |
5年 | 構造体、防水、外壁の状態などを重点的にチェック |
10年 | 保証延長のための詳細な診断、メンテナンス箇所の提案 |
10年目以降も、保証を延長した場合には15年、20年、25年といったタイミングで定期的な点検が継続されます。
これらの点検は、専門のスタッフが訪問し、チェックリストに基づいて細かく行われます。
自分では気づきにくいような基礎のひび割れや床下の湿気、屋根の状態などをプロの目で確認してもらえるため、問題の早期発見につながります。
点検の結果、補修が必要な箇所が見つかった場合は、保証の対象範囲内であれば無償で対応してもらえます。
保証対象外の事象であっても、適切な修繕方法や費用の見積もりなどを提案してくれるため、住まいの維持管理に関する良き相談相手となります。
特に重要なのが10年目の点検です。
この点検は、初期保証が満了する前の最終チェックであると同時に、保証を延長するために必要なメンテナンス工事の内容を判断するための重要な診断となります。
このタイミングで建物の状態を正確に把握し、必要なメンテナンスについて十分に検討することが、その後の20年、30年と安心して暮らすための鍵となります。
定期点検の案内はユニバーサルホーム側から来ますが、自分でもスケジュールを把握し、気になる点があれば積極的に質問や相談をすることが、アフターサービスを最大限に活用するコツと言えるでしょう。
特徴的な地盤保証は一生涯サポート
ユニバーサルホームが提供する保証の中で、特にユニークで強力なのが「生涯地盤保証」です。
日本のどこに住んでいても地震のリスクは避けられませんが、建物の基礎となる地盤の安全性は、家の耐久性や資産価値に直結する極めて重要な要素です。
この生涯地盤保証は、地盤に対する不安を解消し、永続的な安心を提供するための制度です。
保証の仕組みは以下のようになっています。
まず、家を建てる前に必ず地盤調査を実施します。
専門の調査会社がその土地の地耐力や土質などを科学的に分析し、住宅を安全に支えられる地盤かどうかを判断します。
調査の結果、地盤の強度が不足していると判断された場合は、地盤改良工事が行われます。
そして、この適切な調査と必要に応じた改良工事が行われた地盤の上に建てられた建物に対して、「生涯地盤保証」が適用されるのです。
具体的には、万が一、地盤の不同沈下(地盤が不均一に沈み、家が傾いてしまう現象)が原因で建物に損害が発生した場合、その修復費用が保証されます。
保証額は最高で5,000万円となっており、大規模な修繕が必要になった場合でも十分にカバーできる金額設定です。
この保証の最も特筆すべき点は、その名の通り「生涯」にわたって保証が継続されることです。
多くのハウスメーカーの地盤保証は10年や20年といった期間が定められているのが一般的ですが、ユニバーサルホームでは一度保証が適用されると、その家に住み続ける限り保証が続くのです。
これは、同社の地盤調査と改良技術に対する高い自信の表れと言えるでしょう。
また、この保証は家の所有者が変わっても継承される場合があります。
将来的に家を売却することになった際にも、生涯地盤保証が付いていることは買主にとって大きな安心材料となり、資産価値の維持にも貢献します。
家づくりにおいて、基礎や地盤は完成後には見えなくなってしまう部分ですが、その重要性は計り知れません。
生涯にわたる地盤保証は、目に見えない部分の安心を形にした、ユニバーサルホームの大きな強みの一つです。
正直な評判や口コミから見える実態
保証制度がどれだけ立派に整っていても、実際にその制度が適切に運用されているか、そして顧客が満足しているかは別の問題です。
そこで、ユニバーサルホームの保証やアフターサービスに関する正直な評判や口コミを調べることで、その実態を探ってみましょう。
まず、ポジティブな評判として多く見られるのは、やはり特徴的な「地熱床システム」と「生涯地盤保証」に対する安心感です。
「床下浸水の心配がない基礎構造と、生涯保証が付いている地盤のおかげで、災害時にも安心して過ごせる」といった声は、特に自然災害が多い地域にお住まいの方から多く聞かれます。
また、定期点検の対応についても、「約束の時期にきちんと連絡があり、丁寧に見てもらえた」「小さな不具合にも親身に相談に乗ってくれて、すぐに対応してくれた」など、アフターサービスの質を評価する口コミも少なくありません。
一方で、ネガティブな評判や注意すべき点も存在します。
ユニバーサルホームは全国に展開するフランチャイズ方式を採用しているため、施工やアフターサービスの対応品質が、加盟している工務店によってばらつきがあるという指摘です。
「担当者の対応が遅い」「点検内容がマニュアル通りで、こちらの質問に的確に答えてもらえなかった」といった不満の声が一部で見られます。
これは、契約する窓口となる加盟店の実績や評判を、事前にしっかりとリサーチする必要があることを示唆しています。
また、延長保証のための有料メンテナンス費用について、「思ったよりも高額だった」「費用の内訳が不透明で納得できなかった」という口コミも見受けられます。
保証を延長するかどうかはオーナーの任意ですが、長期的な資金計画を立てる上でも、10年目のメンテナンス費用の目安については、契約前にある程度確認しておくことが望ましいでしょう。
これらの評判を総合すると、ユニバーサルホームの保証制度そのものは非常に魅力的である一方、そのサービスを提供する「人」や「加盟店」の質によって、顧客の満足度が大きく左右される可能性があると言えます。
モデルハウスでの説明だけでなく、実際にその加盟店で家を建てた人の話を聞いたり、インターネット上の口コミを多角的に分析したりすることが、後悔しないための重要なステップとなります。
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ユニバーサルホームの保証を他社と比較して評価
- 延長保証にかかる費用はどのくらいか
- 大手ハウスメーカーとの他社との比較
- フランチャイズならではの注意点
- 住宅設備は10年保証で安心
- ユニバーサルホームの保証で後悔しないために
延長保証にかかる費用はどのくらいか
ユニバーサルホームの保証を最長30年まで延長できることは大きな魅力ですが、そのためには10年ごとに行われる有料メンテナンスが必須となります。
家づくりの計画段階で、この将来的な費用をどの程度見込んでおけばよいのかは、多くの人が気にするポイントでしょう。
結論から言うと、延長保証にかかる費用は、建物の規模、仕様、立地条件、そして10年間の劣化状況によって大きく変動するため、一律で「いくら」と断言することはできません。
しかし、一般的に必要とされるメンテナンス項目から、おおよその目安を把握することは可能です。
10年目の有料メンテナンスで主に対象となるのは、主に以下の3つの工事です。
- 外壁メンテナンス(塗装・シーリング)
- 屋根メンテナンス(防水工事)
- 防蟻処理(再施工)
外壁のメンテナンスは、特に費用が大きくなる部分です。
使用されている外壁材や塗料の種類にもよりますが、一般的な30坪から40坪の住宅の場合、足場の設置費用も含めて100万円から150万円程度が一つの目安とされています。
シーリング(外壁の継ぎ目を埋めるゴム状の素材)の打ち替えも、このタイミングで同時に行うことが多いです。
屋根のメンテナンスも重要です。
防水シートの劣化などを放置すると雨漏りの原因になるため、点検結果に基づいて補修や再塗装が行われます。
これも数十万円単位の費用がかかる可能性があります。
防蟻処理は、シロアリから木造住宅を守るために不可欠です。
保証を継続するためには、指定された薬剤の再施工が必要となり、これには15万円から25万円程度の費用が見込まれます。
これらの主要な工事を合計すると、10年目のメンテナンス費用は、総額で150万円から250万円程度になるケースが多いようです。
もちろん、これはあくまで一般的な目安であり、建物の状態が良好であればこれより安く済むこともありますし、逆に劣化が進んでいればさらに高額になる可能性もあります。
重要なのは、この費用を「保証を延長するためのコスト」と捉えるだけでなく、「住まいの資産価値を維持するための必要な投資」と考えることです。
契約前に、担当者から過去の施工事例におけるメンテナンス費用のおおよその相場を聞いておくと、より具体的な資金計画を立てやすくなるでしょう。
大手ハウスメーカーとの他社との比較
ユニバーサルホームの保証内容が、業界全体でどのような位置づけにあるのかを客観的に評価するためには、他の大手ハウスメーカーとの比較が欠かせません。
ここでは、保証期間、点検頻度、そして特徴的な保証という3つの観点から比較してみましょう。
保証期間の比較
まず保証期間ですが、多くの大手ハウスメーカーでは、ユニバーサルホームと同様に「初期保証10年+有料メンテナンスによる延長」という形を採用しています。
しかし、その最長期間には差があります。
- ユニバーサルホーム:最長30年
- A社(鉄骨系):最長60年
- B社(木質系):最長30年
- C社(木造系):最長20年
このように見ると、積水ハウスや大和ハウスといった鉄骨系の大手メーカーでは、60年という超長期保証を掲げている場合があります。
一方で、木造住宅を主力とするメーカーでは30年保証が一般的であり、ユニバーサルホームの保証期間は業界標準レベルか、それ以上の水準にあると言えます。
定期点検の頻度
次に定期点検の頻度です。
ユニバーサルホームは25年間で計8回の点検を実施します。
これも他社と比較してみましょう。
ハウスメーカー | 初期の点検頻度(2年目まで) | 10年目までの総回数 |
---|---|---|
ユニバーサルホーム | 3回(6ヶ月、1年、2年) | 5回 |
A社 | 3回(3ヶ月、1年、2年) | 4回 |
B社 | 2回(1年、2年) | 3回 |
引き渡し後の初期段階における点検頻度は、ユニバーサルホームが比較的手厚い部類に入ることが分かります。
初期不具合の発見や、新しい住まいに関する相談がしやすい体制と言えるかもしれません。
特徴的な保証
ユニバーサルホームの最大の差別化ポイントは、やはり「生涯地盤保証」です。
多くのメーカーが地盤保証を10年や20年としている中で、「生涯」を謳う保証は他にはほとんど見られません。
また、基礎部分に特化した「地熱床システム保証」も、独自の工法を持つユニバーサルホームならではの強みです。
他社では、耐震保証や特定の設備に関する長期保証など、それぞれに特色がありますが、地盤に対する永続的な安心感という点では、ユニバーサルホームが際立っています。
総合的に見ると、ユニバーサルホームの保証は、保証期間や点検頻度においては業界標準以上の手厚さを持ちつつ、「地盤」という住宅の根幹をなす部分において他社にはない強力な独自性を備えていると評価できます。
フランチャイズならではの注意点
ユニバーサルホームの保証やサービスを検討する上で、必ず理解しておかなければならないのが、同社が採用している「フランチャイズ(FC)方式」という経営形態です。
これは、ユニバーサルホーム本部が開発した商品や工法、ブランドの使用権を、全国各地の加盟店(主に地元の工務店)に与えて事業を展開する仕組みです。
このフランチャイズ方式にはメリットとデメリットがあり、特に保証やアフターサービスといった長期的なお付き合いにおいては、いくつかの注意点が存在します。
メリット:地域密着型の対応
最大のメリットは、実際に家を建て、その後のメンテナンスも担当するのが地元の工務店であるという点です。
地域に根差した経営をしているため、その土地の気候や風土を熟知しており、何かトラブルがあった際にも迅速に駆けつけてくれるフットワークの軽さが期待できます。
大手ハウスメーカーの画一的な対応とは異なり、親身で柔軟な対応をしてもらえる可能性もあります。
デメリット:品質や対応のばらつき
一方で、最も注意すべきデメリットが、加盟店によって施工品質や技術力、そして担当者の対応に差が生じる可能性があることです。
ユニバーサルホーム本部が定めた標準仕様や施工マニュアルはありますが、それを実際に運用するのは個々の加盟店です。
経験豊富で評判の良い加盟店もあれば、残念ながらそうでない加盟店も存在する可能性があります。
保証制度がいかに優れていても、定期点検の質が低かったり、不具合の際の対応が遅かったりすれば、その価値は半減してしまいます。
加盟店の経営安定性
もう一つの注意点は、加盟店の経営安定性です。
30年という長期にわたる保証やアフターサービスは、その加盟店が存続していることが大前提となります。
万が一、契約した加盟店が倒産してしまった場合、保証の引き継ぎなどに関して本部がどのような対応をするのか、契約前に確認しておくことが非常に重要です。
完成保証制度があるため建築中のリスクはカバーされますが、引き渡し後の長期的なサポートについては、加盟店の経営体力も考慮に入れるべき要素なのです。
これらの注意点を踏まえ、ユニバーサルホームを検討する際には、単に「ユニバーサルホーム」というブランド名だけで判断するのではなく、「どの加盟店と契約するのか」を重視する必要があります。
その加盟店の施工実績、地域での評判、経営年数などをしっかりとリサーチし、信頼できるパートナーを見極めることが、後悔のない家づくりと長期的な安心を手に入れるための鍵となります。
住宅設備は10年保証で安心
ユニバーサルホームの保証は、家の構造体や防水性能だけでなく、日々の暮らしに欠かせない住宅設備にも及びます。
多くのハウスメーカーでは、キッチンやユニットバス、給湯器といった住宅設備の保証は、メーカーが定める1年または2年間の保証が一般的です。
しかし、ユニバーサルホームでは、これらの設備に対しても10年間の長期保証を標準で提供しています(※一部店舗や仕様により異なる場合があります)。
この住宅設備10年保証は、暮らしの安心感を大きく高めてくれる制度と言えるでしょう。
対象となる主な設備は以下の通りです。
- システムキッチン(コンロ、レンジフード、食洗機など)
- ユニットバス(換気乾燥暖房機など)
- 洗面化粧台
- トイレ(温水洗浄便座など)
- エコキュートまたはガス給湯器
これらの設備は毎日使うものであり、使用頻度が高い分、10年を待たずして不具合や故障が発生する可能性も少なくありません。
例えば、給湯器が突然故障すればお湯が使えなくなり、生活に大きな支障が出ます。
その修理や交換には、十数万円から数十万円という高額な費用がかかることもあります。
メーカー保証が切れた後のタイミングで発生しやすいこれらの急な出費を、10年間は保証でカバーできるというのは、経済的にも精神的にも大きなメリットです。
保証期間内であれば、取扱説明書に従った正常な使用状態での故障に対して、無償での修理や部品交換といったサービスを受けることができます。
修理の受付窓口も一本化されているため、どこに連絡すれば良いか分からないといった煩わしさもありません。
ただし、この保証にも注意点があります。
消耗品の交換や、使用者の過失による故障、天災による損害などは保証の対象外となります。
保証書に記載されている詳細な適用条件を、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
建物本体の長期保証に加えて、日々の生活を支える設備の保証も手厚い点は、ユニバーサルホームを選ぶ際の隠れた、しかし非常に重要な魅力の一つと言えるでしょう。
これにより、入居後のランニングコストに対する不安を軽減し、より快適なマイホームライフを送ることができます。
ユニバーサルホームの保証で後悔しないために
ここまで、ユニバーサルホームの保証内容について多角的に解説してきました。
最後に、これらの情報を踏まえて、ユニバーサルホームの保証で後悔しないために押さえておくべき重要なポイントをまとめます。
家づくりは、情報収集と慎重な判断が成功の鍵となります。
以下のポイントをチェックリストとして活用し、納得のいく決断を下してください。
ポイント1:保証の「範囲」と「期間」を正確に理解する
ユニバーサルホームの保証は多岐にわたります。
構造体、防水、地盤、設備など、それぞれに保証期間や適用条件が異なります。
特に「生涯地盤保証」や「30年長期保証」といった魅力的な言葉だけでなく、その保証が具体的に何を対象とし、どのような条件下で適用されるのかを、契約書や保証書で細部まで確認することが不可欠です。
ポイント2:延長保証のための「費用」を計画に入れておく
最長30年の保証は、10年ごとの有料メンテナンスが前提です。
このメンテナンスには、百数十万円以上の費用がかかる可能性があります。
この費用を将来の「コスト」として悲観的に捉えるのではなく、家の価値を維持するための「投資」として前向きに捉え、家づくりの初期段階から計画的に資金の準備をしておくことが後悔を防ぎます。
ポイント3:「加盟店」を慎重に見極める
フランチャイズ方式であるため、実際にサービスを提供する加盟店の質が、満足度を大きく左右します。
契約を急ぐ前に、その加盟店の施工実績や地域での評判、経営状況などをリサーチしましょう。
可能であれば、その加盟店で建てたOB宅を訪問し、住み心地やアフターサービスの実際の対応について話を聞くのが最も確実な方法です。
ポイント4:他社との「比較」を怠らない
ユニバーサルホームの保証は魅力的ですが、それが自分たちの家づくりにおいて最も重要な要素とは限りません。
他のハウスメーカーの保証内容や、そもそも保証以外のデザイン性、性能、価格などを総合的に比較検討することが重要です。
比較することで初めて、ユニバーサルホームの保証の強みや弱みが客観的に見えてきます。
ポイント5:「記録」を残し、主体的に関わる
定期点検の際には、担当者からの報告を鵜呑みにするだけでなく、自分でも気になる点を積極的に質問し、やり取りを記録に残しておきましょう。
また、保証書や点検の報告書といった書類は、一箇所にまとめて大切に保管してください。
住まいの維持管理に主体的に関わる姿勢が、保証制度を最大限に活かし、長期的な安心へと繋がります。
ユニバーサルホームの保証は、正しく理解し、賢く活用すれば、あなたのマイホームライフを力強くサポートしてくれる心強い味方となります。
これらのポイントを胸に、後悔のない家づくりを進めていってください。
- ユニバーサルホームの保証は初期10年が基本
- 有料メンテナンスで最長30年まで保証延長が可能
- 保証延長には10年ごとにまとまった費用が必要
- 構造体と雨水浸入防止が初期保証の主な対象
- 特徴は独自の生涯地盤保証制度
- 地盤の不同沈下を最高5000万円まで生涯保証
- 地熱床システムにも10年の独自保証が付く
- 定期点検は25年間で計8回と手厚い
- 住宅設備にも標準で10年保証が付くことが多い
- フランチャイズのため加盟店で対応品質に差が出る可能性
- 契約前に加盟店の評判や実績の確認が重要
- 保証内容は他社と比較検討することが後悔を防ぐ
- 保証書や点検記録は大切に保管するべき
- 保証を活かすにはオーナーの主体的関与が大切
- ユニバーサルホームの保証は長期的な安心を提供する強力な制度
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