
積水ハウスでの家づくりを検討する際、多くの方が気になるのがその性能、特に一年を通して快適な室内環境を維持するための、積水ハウスの断熱性能ではないでしょうか。
高い品質で知られる積水ハウスですが、断熱に関しては「標準仕様で十分なのか」「冬は寒いという評判を聞いたけれど本当なのだろうか」「後悔しないためにはどこを比較すれば良いのか」といった疑問や不安を感じる方も少なくありません。
住宅の断熱性能は、単に冬の暖かさや夏の涼しさだけでなく、日々の光熱費や家族の健康にも直結する非常に重要な要素です。
特に、窓や壁、天井、床といった部分の仕様や、家全体の断熱性能を示すUA値、断熱等級といった専門的な指標については、しっかりと理解した上で比較検討することが、価格面でも性能面でも満足のいく家づくりにつながります。
この記事では、積水ハウスの断熱に焦点を当て、その性能や標準仕様、使われる断熱材の種類から、気になる評判、そして後悔しないための賢い選び方まで、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。
これから始まる家づくりが、あなたとご家族にとって最高の選択となるよう、必要な知識をわかりやすくお届けします。
- 積水ハウスの鉄骨と木造で異なる断熱仕様の詳細
- 標準仕様で達成可能な断熱等級とUA値の目安
- 壁や天井、床、窓における具体的な断熱構造
- 「冬は寒い」という評判が生まれる理由とその真相
- 他社製品と比較した際のメリットと注意点
- 予算と希望に応じた断熱グレードの選び方
- 後悔しないために知っておくべき価格と性能のバランス感覚
新築一戸建てを検討中なら、タウンライフ家づくりで気になるハウスメーカーを比較・検討してみませんか?
「資金計画」「間取りプラン」「土地探し」を複数社で比較し、無料で計画書を作成・提案してもらえます。
\40万人以上の利用実績あり/
- チャットで質問に回答(約3分)
- 気になるハウスメーカーを選ぶ(1,130社以上)
- 無料で間取りプランと見積りが届く♪
\300万円以上の値引き実績あり/
目次
積水ハウスの断熱における標準仕様と性能を徹底解説
- 鉄骨と木造で異なる断熱材の種類
- 標準仕様で目指せる断熱等級の高さ
- 家全体を包む壁・天井・床の構造
- 熱の出入りを防ぐ窓サッシの性能
- UA値で見る住宅の省エネ効果
鉄骨と木造で異なる断熱材の種類◆◆
積水ハウスで家を建てる際、まず理解しておきたいのが、主力商品である鉄骨住宅と木造住宅(シャーウッド)では、採用される断熱材や工法に違いがあるという点です。
どちらの構造を選ぶかによって、断熱の考え方が少し異なるため、それぞれの特徴を把握することが重要になります。
私の経験上、この違いを知ることで、ご自身のライフスタイルや建築予定地の気候に合った、より最適な選択ができるようになるでしょう。
鉄骨住宅の断熱仕様
積水ハウスの鉄骨住宅では、主に壁や天井に高性能なグラスウール断熱材が使用されます。
グラスウールは、その名の通りガラス繊維でできた綿状の断熱材で、繊維の間にたくさんの空気を含むことで熱の伝わりを抑える仕組みです。
積水ハウスが使用するグラスウールは、一般的なものよりも繊維が細く、密度が高いものが採用されており、これが高い断熱性能の基礎となっています。
特に壁の内部には、柱や梁といった鉄骨フレームの外側から家全体をすっぽりと断熱材で覆う「ぐるりん断熱」という独自の工法が採用されています。
この工法により、熱が伝わりやすい鉄骨部分が直接外気に触れるのを防ぎ、熱橋(ヒートブリッジ)と呼ばれる熱の逃げ道を大幅に少なくすることができるのです。
床下に関しても、基礎部分で断熱を行う基礎断熱が標準的で、地面からの冷気や湿気をシャットアウトし、一年を通して安定した床下環境を保ちます。
木造住宅(シャーウッド)の断熱仕様
一方、木造住宅であるシャーウッドでは、構造体である木材そのものが鉄に比べて熱を伝えにくいという特性を持っています。
この木の特性を活かしつつ、鉄骨住宅と同様に壁や天井には高性能グラスウールが充填されます。
シャーウッドの場合、木造軸組工法の柱と柱の間に断熱材を隙間なく施工することが求められます。
積水ハウスでは、長年のノウハウを活かした高い施工技術により、断熱材の性能を最大限に引き出す丁寧な施工が行われています。
壁内部には、湿気を排出し壁内の結露を防ぐための通気層が設けられており、これも建物の耐久性と断熱性能を長期にわたって維持するために重要な役割を果たしています。
このように、鉄骨と木造では構造的なアプローチは異なりますが、どちらも家全体を魔法瓶のように包み込むという思想に基づき、高いレベルの断熱性能を実現するための工夫が凝らされていると言えるでしょう。
構造 | 主な断熱材 | 特徴的な工法 | ポイント |
---|---|---|---|
鉄骨住宅 | 高性能グラスウール | ぐるりん断熱(外張り断熱に近い考え方) | 熱橋(ヒートブリッジ)対策に優れ、安定した性能を発揮 |
木造住宅(シャーウッド) | 高性能グラスウール | 充填断熱 | 構造体である木の断熱性を活かしつつ、高い施工技術で隙間なく施工 |
標準仕様で目指せる断熱等級の高さ◆◆
住宅の断熱性能を客観的に示す指標として「断熱等性能等級」があります。
これは国の定める基準であり、等級が高いほど断熱性能に優れていることを意味します。
積水ハウスの断熱性能を考える上で、この断熱等級が標準仕様でどこまで対応しているのかを知ることは、非常に重要なポイントとなります。
なぜなら、これが積水ハウスの家が目指す快適性の基準であり、省エネ性能の証でもあるからです。
断熱等性能等級とは?
まず、断熱等性能等級について簡単に説明しましょう。
この等級は、2022年4月に大きな改定があり、それまでの最高等級4の上に、等級5、さらに上位の等級6、等級7が新設されました。
- 等級7:暖冷房にかかる一次エネルギー消費量を約40%削減可能なレベル
- 等級6:暖冷房にかかる一次エネルギー消費量を約30%削減可能なレベル
- 等級5:ZEH(ゼッチ)基準に相当するレベル
- 等級4:2025年度から新築住宅に義務化される省エネ基準レベル
このように、等級が高くなるほど、より少ないエネルギーで家の中を快適な温度に保てることを示しています。
積水ハウスの標準仕様とZEH
現在の積水ハウスでは、標準仕様で断熱等性能等級5、つまりZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準をクリアすることが基本となっています。
ZEHとは、高い断熱性能をベースに、高効率な設備(給湯器やエアコンなど)を導入して消費エネルギーを減らし、さらに太陽光発電などでエネルギーを創り出すことで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指す住宅のことです。
積水ハウスは、このZEHの普及に業界でもいち早く取り組み、その実績はトップクラスです。
これは、標準仕様の断熱性能がそれだけ高いレベルにあることの裏付けと言えるでしょう。
具体的には、前述した「ぐるりん断熱」や高性能な窓サッシなどを組み合わせることで、特別なオプションを追加せずとも、快適で省エネな暮らしの基盤が整えられているのです。
より高い等級を目指すことも可能
もちろん、標準仕様の等級5でも十分高い性能ですが、積水ハウスではさらなる高みを目指すことも可能です。
例えば、より断熱材を厚くしたり、窓の性能をトリプルガラスにするなどのオプション仕様を選択することで、断熱等性能等級6や7といった最高レベルの断熱性能を実現することもできます。
特に、冬の寒さが厳しい寒冷地や、より光熱費を抑えたい、あるいは極上の快適性を求めたいという方にとっては、これらの上位グレードは魅力的な選択肢となるでしょう。
私としては、まずは標準仕様がすでに高い省エネ基準である等級5をクリアしているという事実を理解した上で、ご自身の予算や求める暮らしのレベルに応じて、どこまでグレードアップするかを検討するのが賢明な進め方だと考えます。
家全体を包む壁・天井・床の構造◆◆
積水ハウスの断熱性能の高さは、高性能な断熱材を使っているという理由だけではありません。
その断熱材の能力を最大限に引き出し、家全体として熱の出入りを最小限に抑えるための、壁・天井・床における緻密な構造設計にこそ、その秘密が隠されています。
まさに家をまるごと断熱材で包み込むような発想で、途切れることのない断熱層と気密層を形成することが、快適な住空間の鍵となるのです。
壁:熱橋を防ぐ「ぐるりん断熱」と通気層
前述の通り、特に鉄骨住宅において重要な役割を果たすのが「ぐるりん断熱」です。
これは、熱を伝えやすい鉄骨の柱や梁の外側を断熱材で覆う工法です。
もし柱の内側だけに断熱材を入れる「充填断熱」のみの場合、柱の部分が熱の逃げ道(熱橋)となり、そこから熱が奪われたり、壁内結露の原因になったりします。
ぐるりん断熱は、この熱橋を効果的に防ぐことで、壁全体の断熱性能をムラなく高めることができます。
さらに、外壁材と断熱材の間には「通気層」が設けられています。
この通気層は、万が一壁内に湿気が侵入したとしても、それを外部に排出し、断熱材の乾燥状態を保つための重要な仕組みです。
湿気を含んだ断熱材は性能が著しく低下するため、この通気層があることで、長期にわたって安定した断熱性能を維持できるわけです。
天井:隙間なく敷き込む厚い断熱材
暖かい空気は上へと昇る性質があるため、屋根や天井からの熱の損失は意外と大きいものです。
そのため、天井の断熱は冬の暖かさを保つ上で非常に重要です。
積水ハウスでは、天井裏に厚いグラスウール断熱材を隙間なく敷き詰めます。
特に、配線や配管が通る部分なども丁寧に施工し、断熱層に切れ目が生じないように細心の注意が払われます。
この丁寧な施工が、家全体の保温性能を高めることにつながります。
夏場は、屋根が受けた太陽の熱が室内に伝わるのを防ぐ役割も果たし、冷房効率の向上にも貢献します。
床:地面からの冷気を遮断する基礎断熱
冬場、足元からじんわりと伝わってくる冷えは、床下からの冷気が原因であることが多いです。
積水ハウスでは、建物の外周に面した基礎の内側に断熱材を施工する「基礎断熱」を標準的に採用しています。
これにより、外の冷たい空気が床下に侵入するのを防ぎ、床下の空間を室内環境に近い温度に保つことができます。
結果として、床からの底冷えが大幅に軽減され、冬でも快適な足元環境が実現します。
また、基礎断熱は床下の温度を安定させることで、シロアリ対策や配管の凍結防止といった副次的なメリットも期待できます。
このように、壁、天井、床のそれぞれで、熱の特性や空気の流れを計算し尽くした構造設計がなされているからこそ、積水ハウスの断熱は家全体として高い性能を発揮するのです。
熱の出入りを防ぐ窓サッシの性能◆◆
住宅において、最も熱の出入りが激しい場所はどこかご存知でしょうか。
それは「窓」です。
冬に暖房の熱が逃げる割合の約6割、夏に外からの熱が入ってくる割合の約7割が、窓などの開口部からだと言われています。
したがって、家の断熱性能を高めるためには、壁や天井の断熱強化と同じくらい、あるいはそれ以上に窓の性能にこだわることが極めて重要です。
積水ハウスの断熱を語る上で、この窓サッシの性能は欠かせない要素なのです。
標準仕様は高性能な「アルミ樹脂複合サッシ」
積水ハウスでは、標準仕様として「超高断熱アルミ樹脂複合サッシ」が採用されています。
これは、屋外側に耐候性の高いアルミを、室内側に熱を伝えにくい樹脂を使用したハイブリッド構造のサッシです。
かつての住宅で主流だったアルミサッシは、非常に熱を伝えやすく、冬場には結露の原因となっていました。
しかし、室内側を樹脂にすることで、この熱の伝わりを大幅にカットし、結露の発生を抑制します。
一般的なアルミ樹脂複合サッシと比較しても、積水ハウスの採用するものはさらに断熱性を高めた仕様となっており、標準仕様でありながら高いレベルの性能を確保しているのが特徴です。
ガラスは「Low-E複層ガラス」が基本
サッシ本体だけでなく、そこに組み込まれるガラスも重要です。
現在、標準で採用されているのは「Low-E(ロウイー)複層ガラス」です。
これは、2枚のガラスの間に乾燥した空気やアルゴンガスなどを封入し、さらにガラスの表面にLow-E膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたものです。
このLow-E膜が、夏は日差しの熱を反射して室内の温度上昇を抑え、冬は室内の暖房熱が外に逃げるのを防ぐという、魔法瓶のような働きをします。
この「アルミ樹脂複合サッシ」と「Low-E複層ガラス」の組み合わせが、積水ハウスの断熱性能の基本となり、冬の暖かさと夏の涼しさを実現しているのです。
さらなる高性能を求めるなら「樹脂サッシ」や「トリプルガラス」も
標準仕様でも十分な性能ですが、より高い断熱性能を追求したい場合には、オプションで窓のグレードをさらに上げることもできます。
代表的なのが「樹脂サッシ」です。
これは、サッシのフレーム全体が樹脂でできているもので、アルミ樹脂複合サッシよりもさらに熱伝導率が低く、国内最高レベルの断熱性能を誇ります。
また、ガラスを3枚にした「トリプルガラス」も選択可能です。
ガラスとガラスの間の層が2つになることで、複層ガラスよりもさらに熱の出入りをシャットアウトします。
特に、厳しい寒さの地域や、大きな窓を設置したいけれど寒さが心配、といった場合には、これらの高性能な窓を採用することで、設計の自由度と快適性を両立させることができるでしょう。
私の視点では、家づくり全体の予算とのバランスを見ながら、特にリビングなど長時間過ごす部屋や、北側の窓など、熱の影響を受けやすい場所から優先的にグレードアップを検討するのが効果的だと考えます。
UA値で見る住宅の省エネ効果◆◆
これまで断熱材や構造、窓の性能について解説してきましたが、それらを含めた家全体の断熱性能を、一つの数値で客観的に評価する指標が「UA値(ユーエーち)」です。
正式には「外皮平均熱貫流率」と呼ばれるこのUA値は、これから建てる家がどれだけ省エネ性能に優れているかを知るための、いわば「燃費」のようなもの。
積水ハウスの断熱性能を正しく理解し、他社と比較するためにも、このUA値についての知識は不可欠です。
UA値とは何か?
UA値は、「住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通して、外部へ逃げる熱量を、外皮全体で平均した値」と定義されます。
少し難しく聞こえますが、要するに「家全体で、どれくらい熱が逃げやすいか」を示した数値です。
したがって、このUA値が小さければ小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高い家ということになります。
断熱性能が高い(UA値が低い)家は、魔法瓶のように一度暖めたり冷やしたりした室温を長く保つことができるため、冷暖房にかかるエネルギーを少なく抑えることができます。
これが、省エネ効果に直結するわけです。
積水ハウスのUA値の目安
積水ハウスでは、地域や建物のプラン、仕様によってUA値は異なりますが、標準仕様(断熱等性能等級5相当)の場合、UA値は0.60以下が一つの目安となります。
これは、2025年度から義務化される省エネ基準(等級4)のUA値(地域によるが例えば東京では0.87)を大幅に上回る、非常に高い性能です。
さらに、前述した断熱性能を高めるオプションを選択することで、UA値をさらに下げることが可能です。
- グリーンファーストゼロ(標準):UA値 0.60以下(断熱等級5相当)
- グリーンファーストゼロ・スーペリア:UA値 0.46以下(断熱等級6相当)
- グリーンファーストゼロ・プラスアルファ:さらに高性能な仕様
例えば、断熱等級6を目指す仕様ではUA値0.46以下、最高レベルの等級7を目指す場合は0.26以下といった、極めて高い断熱性能を実現できます。
これらの数値は、国内のハウスメーカーの中でもトップクラスの水準です。
UA値が低いことのメリット
UA値が低いことのメリットは、単に光熱費が安くなるだけではありません。
- 快適性:家の中の温度差が少なくなり、ヒートショックのリスクが低減する。冬でも足元が冷えにくく、夏は酷暑を和らげる。
- 健康面:結露の発生を抑えることで、カビやダニの繁殖を防ぎ、アレルギーなどのリスクを軽減する。
- 設計の自由度:吹き抜けや大開口といった開放的な間取りを採用しても、快適な室温を保ちやすくなる。
- 資産価値:省エネ性能の高い住宅は、将来的に見てもその価値が評価されやすい。
このように、低いUA値を実現する積水ハウスの断熱性能は、経済的なメリットに加え、健康的で快適な暮らしを実現するための重要な基盤となっているのです。
家を建てる際には、デザインや間取りだけでなく、ぜひこのUA値にも注目し、ご自身の求める快適レベルに合った仕様を選択することをお勧めします。
新築一戸建てを検討中なら、タウンライフ家づくりで気になるハウスメーカーを比較・検討してみませんか?
「資金計画」「間取りプラン」「土地探し」を複数社で比較し、無料で計画書を作成・提案してもらえます。
\40万人以上の利用実績あり/
- チャットで質問に回答(約3分)
- 気になるハウスメーカーを選ぶ(1,130社以上)
- 無料で間取りプランと見積りが届く♪
\300万円以上の値引き実績あり/
積水ハウスの断熱で後悔しないための比較ポイント
- 「冬は寒い」という評判の真相
- 他社比較でわかるメリットと注意点
- オプションによる断熱グレードの違い
- 価格と性能の最適なバランスとは
- 失敗しないためのモデル選びのコツ
- まとめ:快適な暮らしを実現する積水ハウスの断熱知識
「冬は寒い」という評判の真相◆◆
積水ハウスの断熱性能について調べると、時折「冬は寒い」といった評判や口コミを目にすることがあります。
これまでに解説してきたように、現在の積水ハウスは標準仕様でも高い断熱性能を誇っているにもかかわらず、なぜこのような声が聞かれるのでしょうか。
後悔しない家づくりのためには、この評判の背景にある理由を正しく理解し、不安を解消しておくことが大切です。
私の視点では、いくつかの要因が複合的に絡み合っていると考えられます。
理由1:過去の仕様の住宅のイメージ
最も大きな理由として考えられるのが、建築された年代による仕様の違いです。
住宅の断熱基準は、ここ10年、20年で飛躍的に向上しました。
現在のようにZEH基準が標準となるずっと以前、例えば20年以上前に建てられた積水ハウスの住宅は、当時の基準では高品質であっても、現在の住宅と比べれば断熱性能が見劣りするのは事実です。
特に、窓がアルミサッシに単板ガラスだった時代の住宅であれば、冬に寒さを感じるのは当然と言えるでしょう。
「積水ハウスは寒い」という口コミの多くは、こうした旧仕様の住宅にお住まいのオーナーや、その知人からの感想である可能性が高いのです。
現在の仕様とは全く別物であることを理解する必要があります。
理由2:大きな窓や吹き抜けによる影響
積水ハウスは、設計の自由度が高く、開放的な大開口の窓や、広々とした吹き抜けのあるリビングなどを実現できるのが魅力の一つです。
しかし、これらの設計は断熱の観点からは不利に働く側面もあります。
いくら高性能な窓を採用しても、壁に比べれば窓は熱を通しやすいため、窓の面積が大きければ大きいほど、熱の損失は増えます。
また、吹き抜けは暖かい空気が上部に溜まり、人が過ごす1階部分が寒く感じられる「コールドドラフト」現象が起きやすくなります。
これらの問題を解決するためには、窓の性能をトリプルガラスにグレードアップしたり、シーリングファンを設置して空気を循環させたりといった対策が必要です。
設計段階で断熱性能とのバランスを十分に検討しなかった場合、デザイン性を優先した結果として「寒い家」になってしまうケースも考えられます。
理由3:換気システムによる誤解
現在の住宅は、シックハウス対策として24時間換気システムの設置が義務付けられています。
積水ハウスでは、外の空気を室温に近づけてから取り入れる「熱交換型」の第一種換気システムも選べますが、標準的な仕様やプランによっては、単純に給気と排気を行う第三種換気システムが採用されることもあります。
第三種換気の場合、冬は冷たい外気が直接給気口から入ってくるため、その周辺が寒く感じられることがあります。
これを断熱性能が低いせいだと誤解してしまう方も少なくありません。
結論として
「積水ハウスの断熱が寒い」という評判は、主に古い建物のイメージや、断熱に不利な間取り、換気システムの仕様などが原因となっているケースがほとんどです。
現在の標準仕様であるZEHレベルの住宅であれば、適切な設計と設備計画を行うことで、冬でも十分に暖かく快適な暮らしが実現可能です。
不安な点は設計士や営業担当者とよく話し合い、UA値などの客観的なデータに基づいて判断することが、後悔を防ぐ鍵と言えるでしょう。
他社比較でわかるメリットと注意点◆◆
積水ハウスの断熱性能が優れていることは理解できても、他のハウスメーカーと比べてどうなのか、という点は誰もが気になるところでしょう。
ここでは、他の大手ハウスメーカー、特に断熱性能を強みとするメーカーと比較した場合の、積水ハウスのメリットと注意点を客観的に分析します。
この比較を通じて、積水ハウスの断熱における立ち位置をより明確に把握することができます。
メリット:設計の自由度と高いレベルの断熱性能の両立
積水ハウスの最大のメリットは、高い設計自由度を維持しながら、非常に高いレベルの断熱性能を実現できる点にあります。
ハウスメーカーの中には、断熱性能を極限まで高めるために、窓の大きさや形に制限があったり、間取りのルールが厳格に決まっていたりする場合があります。
例えば、「全館床暖房+超高気密高断熱」を標榜する一条工務店などは、その性能は業界トップクラスですが、独自のルールも多く存在します。
一方で積水ハウスは、鉄骨造・木造ともに、お客様一人ひとりの要望に応える自由なプランニングを得意としています。
大きな吹き抜け、コーナーまでガラス張りの大開口、ダイナミックな軒下空間「スローリビング」など、積水ハウスならではの開放的なデザインを実現しつつ、オプション仕様を組み合わせることで断熱等性能等級6や7といった最高レベルの断熱性を確保することが可能です。
性能一辺倒になるのではなく、デザインや暮らしの夢と、快適性・省エネ性を高い次元で両立させたいと考える方にとって、これは大きな魅力となるでしょう。
注意点:最高性能を求めると価格は上昇する
一方で注意点としては、標準仕様でもZEH基準をクリアする高い性能を持っているものの、業界最高峰の断熱性能を求める場合は、相応のオプション費用が必要になるという点です。
前述の一条工務店のように、標準仕様自体が極めて高い断熱仕様になっているメーカーと比較すると、同等のUA値を目指した場合、積水ハウスの方が坪単価は高くなる可能性があります。
例えば、標準のアルミ樹脂複合サッシを、より高性能な樹脂サッシやトリプルガラスに変更したり、壁の断熱材をさらに厚くしたりといったグレードアップは、快適性を大きく向上させますが、その分コストも上がります。
そのため、他社と比較する際には、単に坪単価の数字だけでなく、「どのレベルの断熱仕様での価格なのか」という中身をしっかりと確認することが重要です。
「標準仕様でどこまでの性能があり、理想の性能にするにはいくらプラスになるのか」を具体的に見積もってもらい、自身の予算と求める性能のバランスが取れているかを慎重に判断する必要があります。
比較ポイント | 積水ハウスのメリット | 積水ハウスの注意点 |
---|---|---|
性能とデザイン | 自由な設計と高い断熱性能を両立できる | デザイン優先で断熱対策を怠ると快適性が損なわれる可能性 |
標準仕様の性能 | ZEH基準(等級5)を標準でクリアしており十分高性能 | 断熱特化型メーカーの標準仕様には及ばない場合がある |
価格 | 仕様の選択肢が多く、予算に応じた調整が可能 | 最高レベルの性能を求めるとオプション費用がかさみ高価になる |
結論として、積水ハウスは万人向けの「優等生」と言えるかもしれません。
標準でも高い性能を持ちつつ、さらなる高みも目指せる柔軟性があります。
どこまでの性能を、いくらの価格で実現したいのかという、自分自身の価値観を明確にすることが、満足のいくメーカー選びにつながるでしょう。
オプションによる断熱グレードの違い◆◆
積水ハウスでは、標準仕様でも十分に高い断熱性能が確保されていますが、より快適で省エネな暮らしを求めるお客様のために、断熱性能をさらに高めるための多彩なオプションが用意されています。
これらのオプションを理解し、自身のライフスタイルや予算、そして建築地の気候に合わせて賢く選択することが、後悔しない家づくりの重要な鍵となります。
ここでは、主な断熱グレードの違いについて具体的に見ていきましょう。
断熱グレードの階層
積水ハウスの断熱仕様は、大きく分けていくつかのグレードに分かれています。
これらは単に断熱材が厚くなるだけでなく、窓の仕様などと連動しており、家全体の性能として段階的に向上していくイメージです。
私の知る限り、その名称や仕様は時代とともに更新されていますが、基本的な考え方は一貫しています。
- 標準仕様(例:グリーンファーストゼロ)
これが基本となる仕様です。断熱等性能等級5(ZEH基準)を満たし、UA値は0.60以下が目安となります。アルミ樹脂複合サッシとLow-E複層ガラスが標準で、多くのお客様にとって十分快適な暮らしを実現できるレベルです。 - 高断熱仕様(例:グリーンファーストゼロ・スーペリア)
標準仕様から一段階性能を高めたグレードです。断熱等性能等級6(HEAT20 G2グレード相当)をクリアし、UA値は0.46以下を目指します。壁や天井の断熱材がより厚くなり、窓の仕様も強化されることが多いです。より少ないエネルギーで全館を快適な温度に保ちたい方におすすめです。 - 最高レベル仕様(例:グリーンファーストゼロ・プラスアルファなど)
現行の省エネ基準で最高ランクとなる断熱等性能等級7(HEAT20 G3グレード相当)を目指す仕様です。UA値は0.26以下といった極めて高いレベルになります。窓はトリプルガラス樹脂サッシが標準となり、壁にも付加断熱を行うなど、寒冷地でも暖房に頼りすぎない、究極の快適性を追求する方向けの仕様と言えます。
具体的に何が変わるのか?
グレードを上げることで、具体的に以下のような部分が強化されていきます。
- 壁・天井の断熱材:使用するグラスウールの種類や厚みが変わります。より高性能な断熱材を、より厚く施工することで、熱の損失を直接的に減らします。
- 窓の仕様:サッシがアルミ樹脂複合からオール樹脂製に、ガラスが複層(ペア)から三層(トリプル)へとグレードアップします。これは体感上の快適性に最も影響を与える部分の一つです。
- 付加断熱:従来の充填断熱に加えて、外側にも断熱材を追加する「付加断熱」が採用されることもあります。これにより、熱橋をさらに徹底的に排除し、壁全体の性能を飛躍的に高めます。
- 換気システム:高断熱仕様に合わせて、より熱交換効率の高い第一種換気システムが推奨されます。
どのグレードを選ぶべきか?
どのグレードを選ぶべきかは、まさに人それぞれです。
温暖な地域で、日中の在宅時間も少ないのであれば、標準仕様でも全く問題ないでしょう。
一方で、北海道や東北などの寒冷地にお住まいの方や、吹き抜けなどの大空間を設けたい方、あるいは将来にわたって光熱費を極力抑えたいと考える方は、初期投資はかかりますが、高断熱仕様以上を検討する価値は十分にあります。
私の経験上、後から断熱性能を向上させるリフォームは非常に大掛かりでコストもかかるため、新築時にどこまでの性能を確保しておくかは、非常に重要な判断となります。
営業担当者や設計士に、各グレードを選んだ場合のUA値のシミュレーションや、光熱費の予測、そしてもちろん価格差を明確に提示してもらい、じっくりと比較検討することをお勧めします。
価格と性能の最適なバランスとは◆◆
家づくりにおいて、誰もが直面するのが「価格(予算)」と「性能(理想)」の間のジレンマです。
特に断熱性能は、高めようと思えばどこまでも高めることが可能ですが、それに伴って建築コストも上昇していきます。
積水ハウスの断熱で後悔しないためには、この価格と性能の最適なバランスを、自分自身の価値観に基づいて見極めることが何よりも大切です。
では、その「最適なバランス」はどのように考えれば良いのでしょうか。
初期投資(イニシャルコスト)と生涯費用(ランニングコスト)
まず持つべき視点は、家の価格を「初期投資(イニシャルコスト)」だけで判断しないということです。
断熱性能を高めるためのオプション費用は、確かに初期投資を押し上げます。
しかし、高性能な断熱住宅は、入居後の冷暖房費という「生涯費用(ランニングコスト)」を大幅に削減してくれます。
例えば、断熱グレードを上げるために200万円の追加費用がかかったとします。
しかし、それによって年間の光熱費が5万円安くなるとすれば、40年で元が取れる計算になります。
さらに、近年のエネルギー価格の高騰を考えれば、もっと早く回収できる可能性もあります。
また、これは単なる金銭的な損得勘定だけではありません。
「冬の朝、布団から出るのが億劫でない」「夏、帰宅した瞬間に感じる蒸し暑さがない」「家の中の温度差が少なく健康的に過ごせる」といった、日々の快適性や健康というプライスレスな価値も、高性能な住宅はもたらしてくれます。
地域性とライフスタイルを考慮する
最適なバランスは、お住まいの地域によっても大きく異なります。
- 寒冷地(北海道・東北など):冬の暖房費が家計に大きく影響するため、断熱性能への投資は必須とも言えます。断熱等級6以上を基準に考えるのが合理的でしょう。
- 温暖地(関東以西の平野部など):冬の寒さ対策はもちろん、夏の冷房効率も重要になります。標準仕様(等級5)でも十分快適ですが、日当たりやライフスタイルによっては等級6を目指すことで、さらなる快適性と省エネを実現できます。
また、ライフスタイルも重要です。
日中も家族が在宅している時間が長いご家庭では、冷暖房を使用する時間も長くなるため、断熱性能を高めるメリットはより大きくなります。
吹き抜けや大きな窓といった、断熱には不利な間取りを希望する場合は、その分、断熱グレードを上げることで快適性を担保する必要があります。
「費用対効果」で判断する
私であれば、お客様には「どこにお金をかければ最も満足度が高まるか」という視点で考えていただくようアドバイスします。
例えば、予算が限られている中で断熱性能を上げる場合、家全体を最高グレードにするのではなく、「LDKの窓だけトリプルガラスにする」「北側の部屋の断熱を厚くする」といったように、最も効果的な部分に絞って投資するというのも賢い方法です。
積水ハウスの営業担当者や設計士は、こうした費用対効果に関する知見も豊富に持っています。
「この仕様にした場合、光熱費は年間でどれくらい変わりますか?」といった具体的な質問を投げかけ、数字に基づいた提案をもらうことで、納得感のある判断ができるはずです。
最終的に、価格と性能の最適なバランスとは、「これなら納得できる」という自分自身の満足点を見つけることに他なりません。
失敗しないためのモデル選びのコツ◆◆
積水ハウスには、鉄骨住宅と木造住宅(シャーウッド)という大きな括りの中に、さらに多彩な商品ラインナップ(モデル)が存在します。
実は、どのモデルを選ぶかによって、デザインの方向性だけでなく、標準となる断熱仕様や選択できるオプションが微妙に異なる場合があります。
断熱性能で失敗や後悔をしないためには、家全体のデザインや間取りの好みと合わせて、断熱という観点からもモデル選びを進めることが、意外と重要なコツになるのです。
鉄骨と木造、どちらを選ぶか
まず最初の大きな選択肢が、鉄骨か木造か、です。
これまでの解説の通り、どちらの構造でも高い断熱性能を実現することは可能です。
しかし、そのアプローチには違いがあります。
- 鉄骨住宅:ダイナミックな大空間や、柱の少ない広々としたLDKなど、鉄骨ならではの構造的な強みを活かした設計が得意です。断熱に関しては、熱橋対策として「ぐるりん断熱」が標準化されており、安定した性能を発揮します。工業化製品としての品質の均一性も魅力です。
- 木造住宅(シャーウッド):木の温もりや質感を活かした、やわらかで落ち着きのあるデザインが特徴です。構造体である木自体が持つ断熱性を活かせます。設計の自由度も非常に高く、和風からモダンまで幅広いテイストに対応できます。
断熱性能そのものに絶対的な優劣があるわけではないため、これはむしろ、どちらのデザインや構造、思想に共感できるかという、好みの問題に近いかもしれません。
まずはカタログや展示場で、両方の実例を体感してみることをお勧めします。
商品ラインナップごとの特徴を掴む
鉄骨、木造それぞれの中に、さらに「イズ・ロイエ」「ビー・サイエ」「ザ・グラヴィス」といったような、コンセプトの異なる商品モデルが存在します。
これらのモデルは、主に外観デザインや得意とする世界観によって分けられていますが、時には標準仕様にも違いがあります。
例えば、環境配慮型のフラッグシップモデルでは、より高性能な断熱仕様や太陽光発電が標準装備となっている場合があります。
一方で、コストを抑えた企画型の商品では、選択できるオプションに制限がある可能性も考えられます。
したがって、気に入ったデザインのモデルが見つかったら、「このモデルの場合、断熱の標準仕様はどうなっていますか?」「どこまでの断熱グレードが選択可能ですか?」と、必ず確認することが大切です。
営業担当者への確認ポイントリスト
モデル選びで失敗しないために、営業担当者や設計士との打ち合わせでは、以下のような点を明確にしておきましょう。
- 希望する間取り(吹き抜けの有無など)を伝えた上での、推奨される断熱グレードは何か?
- 標準仕様の場合と、断熱グレードを上げた場合のUA値はそれぞれいくつか?
- それぞれの仕様における、見積価格の差額はいくらか?
- 年間予想光熱費はどれくらい変わるか?
- 窓サッシやガラスの種類、換気システムの種類は、各グレードでどう変わるのか?
- 自分が建築を予定している地域で、最も人気のある、あるいは推奨される断熱仕様はどれか?
これらの質問に対する回答を比較検討することで、デザインの好みと、断熱性能、そして予算という3つの要素を、総合的に判断できるようになります。
なんとなくでモデルを決めてしまうのではなく、性能面での裏付けを取りながら進めることが、将来にわたって快適な暮らしを手に入れるための賢い進め方と言えるでしょう。
まとめ:快適な暮らしを実現する積水ハウスの断熱知識◆◆
これまで、積水ハウスの断熱性能について、その基本仕様から評判の真相、そして後悔しないための比較検討のポイントまで、多角的に解説してきました。
家づくりは、多くの人にとって一生に一度の大きな買い物です。
その中心にあるべき「快適な暮らし」を支える最も重要な基盤の一つが、間違いなく断熱性能です。
私の結論として、積水ハウスの断熱は、現在の住宅業界において非常に高い水準にあり、多くの方にとって満足のいく快適な住環境を提供できる実力を持っていると言えます。
標準仕様でZEH基準である断熱等性能等級5をクリアしているという事実は、その大きな証左です。
ただし、忘れてはならないのは、最高の快適性は、用意された仕様をただ選ぶだけでは手に入らないということです。
ご自身の家族がどんな暮らしをしたいのか、どんな空間を心地よいと感じるのか、そしてそれをどの地域の気候の中で実現したいのか。
そうした具体的なライフスタイルや価値観と、UA値や断熱等級といった客観的な性能指標をすり合わせ、自分たち家族にとっての「最適解」を見つけ出すプロセスこそが、最も重要になります。
「冬は寒い」という漠然とした不安も、その原因を正しく理解すれば、適切な仕様を選ぶことで解消できるはずです。
他社との比較においても、表面的な価格やイメージだけでなく、その背景にある性能や設計思想まで踏み込んで検討することで、積水ハウスが持つ独自の価値が見えてくるでしょう。
この記事を通じて得た知識が、あなたの家づくりにおける羅針盤となり、価格と性能の最適なバランスを見極め、心から満足できる一棟を建てるための一助となれば幸いです。
積水ハウスの断熱性能を最大限に活かし、一年を通して快適で、健康で、そして省エネな、理想の暮らしを実現してください。
- 積水ハウスの断熱は鉄骨と木造で工法が異なる
- 鉄骨は外側から断熱する「ぐるりん断熱」が特徴
- 木造(シャーウッド)は木の断熱性を活かした充填断熱が基本
- 標準仕様で断熱等性能等級5(ZEH基準)をクリアする高い性能
- UA値は標準で0.60以下と優れた省エネ性を示す
- 窓はアルミ樹脂複合サッシとLow-E複層ガラスが標準
- 「冬は寒い」という評判は旧仕様や間取りに起因することが多い
- 現在の仕様で適切な設計なら冬も快適に過ごせる
- 設計自由度と高断熱を両立できるのが他社比較でのメリット
- 最高性能を求めるとオプション費用がかかる点には注意が必要
- 断熱グレードは標準から最高等級7まで複数用意されている
- 予算や地域性に応じて最適な断熱グレードを選択することが重要
- 初期投資とランニングコストの両面で価格と性能のバランスを考える
- モデルによって標準仕様が異なる場合があるため確認は必須
- 快適な暮らしのためには積水ハウスの断熱知識を活かした家づくりが鍵
新築一戸建てを検討中なら、タウンライフ家づくりで気になるハウスメーカーを比較・検討してみませんか?
「資金計画」「間取りプラン」「土地探し」を複数社で比較し、無料で計画書を作成・提案してもらえます。
\40万人以上の利用実績あり/
- チャットで質問に回答(約3分)
- 気になるハウスメーカーを選ぶ(1,130社以上)
- 無料で間取りプランと見積りが届く♪
\300万円以上の値引き実績あり/