
タマホームでの住宅購入を検討している方にとって、タマホームのアフターサービスの内容は非常に気になるポイントではないでしょうか。
家は建てて終わりではなく、長く快適に住み続けるためには、建築後の保証や定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に、保証期間がいつまでなのか、無料点検はどのような内容なのか、そして保証を延長するためにはどのような条件があり、有償メンテナンスにどれくらいの費用がかかるのか、といった具体的な情報は事前にしっかりと把握しておきたいところです。
また、実際にサービスを利用した方々の評判や口コミも、判断材料として重要になります。
万が一の修理が必要になった際の連絡方法や、24時間対応してくれるというハッピーライフクラブの実態についても知っておくと安心でしょう。
この記事では、そうしたタマホームのアフターサービスに関するあらゆる疑問に答えるため、詳細な情報を網羅的に解説していきます。
- タマホームのアフターサービスの全体像
- 初期10年保証と無料点検の詳細な内容
- 最長60年まで保証を延長するための具体的な条件
- 延長に必要な有償メンテナンスの内容と費用の目安
- オーナー向けサポート「ハッピーライフクラブ」とは何か
- 実際の利用者の評判や口コミの傾向
- 修理が必要になった際の連絡先と依頼手順
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目次
タマホームのアフターサービスの内容を徹底解説
- 基本となる10年間の保証期間
- 定期的に実施される無料点検
- 最長60年までの延長保証の条件
- 保証に必須の有償メンテナンス
- 24時間対応のハッピーライフクラブ
基本となる10年間の保証期間
タマホームで家を建てた際に、まず基本となるのが引き渡しから10年間の初期保証です。
この保証は「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づき、すべての新築住宅に義務付けられているもので、タマホームも当然これに準拠しています。
保証の対象となるのは、主に建物の構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分です。
具体的には、どのような箇所が保証されるのか見ていきましょう。
構造耐力上主要な部分
この部分に瑕疵(欠陥)が見つかった場合、建物の安全性に直接関わるため、10年間の保証が適用されます。
例えば、基礎や柱、梁、壁、床などがこれに該当します。
万が一、これらの部分に傾きやひび割れといった重大な問題が発生した場合、タマホームの責任で無償修理が行われるということです。
日常生活では見えにくい部分も多いため、専門家による点検が重要になってきますね。
雨水の浸入を防止する部分
屋根や外壁、そして窓などの開口部がこの対象となります。
これらの部分から雨水が浸入すると、建物の構造体を腐食させたり、室内にカビを発生させたりと、深刻なダメージにつながる可能性があります。
そのため、雨漏りが発生した場合には、原因を特定し、適切な修理を無償で受けることができるのです。
梅雨や台風のシーズンを安心して過ごすためにも、非常に重要な保証だと言えるでしょう。
その他の保証について
上記の2つに加えて、タマホームでは独自の保証も設定しています。
例えば、地盤保証もその一つです。
建築前に地盤調査を行い、その結果に基づいて適切な基礎工事や地盤改良を行いますが、それでも万が一、地盤沈下が原因で建物が損害を受けた場合に備えた保証となります。
また、住宅設備に関しても、メーカー保証が1〜2年付いているのが一般的です。
給湯器やキッチン、ユニットバスなどの設備に不具合が生じた場合は、各メーカーの保証規定に沿って対応されることになります。
これら初期10年保証は、法律で定められた最低限の保証であり、安心して暮らすための第一歩と言えるでしょう。
ただし、保証が適用されるのは、あくまで通常の使用における瑕疵に限られます。
自然災害による損害や、住まい手の故意・過失による故障などは対象外となるため、火災保険や地震保険への加入も別途検討する必要があります。
この10年という期間は、タマホームのアフターサービスのスタートラインであり、この後の延長保証へとつながる大切な期間でもあるのです。
定期的に実施される無料点検
タマホームでは、建物の品質を維持し、長く安心して住み続けてもらうために、引き渡し後10年間にわたって定期的な無料点検を実施しています。
この点検は、住まい手が日々の暮らしの中で気づきにくい部分のチェックや、経年による変化を早期に発見することを目的としています。
点検のスケジュールは、計画的に組まれており、専門のスタッフが訪問してくれます。
無料点検のスケジュールと内容
一般的に、タマホームの無料点検は以下のタイミングで実施されることが多いようです。
- 引き渡し後3ヶ月
- 引き渡し後1年
- 引き渡し後2年
- 引き渡し後5年
- 引き渡し後10年
それぞれの時期で、点検の重点項目が異なります。
例えば、3ヶ月点検では、住み始めたばかりの初期不具合がないか、建具の調整や設備の動作確認などが中心です。
1年、2年と経過するにつれて、クロスの隙間や床鳴りといった経年で発生しやすい事象の確認も加わります。
そして、5年、10年といった節目では、より広範囲なチェックが行われるでしょう。
具体的には、基礎や外壁のクラック(ひび割れ)、屋根の状態、床下の湿気やシロアリの兆候、給排水管の漏れなど、専門的な視点での確認が主となります。
これらの定期点検は、保証を受けるためにも非常に重要な役割を果たします。
点検時に何らかの不具合が発見され、それが保証対象であれば、無償での修理や補修につながるからです。
逆に、点検の機会を逃したり、指摘された箇所のメンテナンスを怠ったりすると、後々大きなトラブルに発展した場合に保証が適用されなくなる可能性もゼロではありません。
点検を受ける際の心構え
点検当日は、専門スタッフから建物の状態について詳しい説明を受ける絶好の機会です。
日頃から気になっていることや、些細な不具合だと感じることでも、遠慮なく相談してみましょう。
「これは保証の対象になりますか?」「このまま放置するとどうなりますか?」といった質問をすることで、住まいへの理解が深まります。
また、点検結果は報告書として受け取ることができるため、大切に保管しておくことをお勧めします。
これは、家の履歴書とも言えるものであり、将来的にリフォームや売却を検討する際にも役立つ資料となるでしょう。
タマホームの無料点検は、ただ建物の状態をチェックするだけでなく、オーナーとタマホームとの信頼関係を維持し、住宅の資産価値を守るための重要なコミュニケーションの機会でもあるのです。
最長60年までの延長保証の条件
タマホームのアフターサービスの大きな特徴の一つが、「最長60年」という長期保証制度です。
これは、初期の10年保証が満了した後も、一定の条件を満たすことで保証を延長し続けられるというもので、将来にわたる安心感を求める多くの人にとって魅力的に映るでしょう。
しかし、この「最長60年」という言葉だけを鵜呑みにするのは早計です。
保証を延長するためには、 homeowner(住宅所有者)が果たすべき義務、つまり具体的な条件が存在します。
延長保証の仕組み
まず、基本的な仕組みを理解することが重要です。
最初の10年保証が終了するタイミングで、タマホームが指定する有料のメンテナンス工事(有償メンテナンス)を受けることが、保証延長の絶対条件となります。
このメンテナンス工事を実施することで、保証がさらに10年間延長されます。
そして、20年目、30年目といった節目ごとにも同様に、指定された有償メンテナンスを行うことで、保証を繰り返し延長していくことが可能となるのです。
このプロセスを最大5回繰り返すことで、初期保証10年+延長50年=合計60年の長期保証が実現するというわけです。
保証延長の具体的な条件とは
では、具体的にどのような条件が課されるのでしょうか。
主に以下の2点が挙げられます。
- タマホームによる定期点検を受けること
- 指定された時期に、指定された有償メンテナンス工事を実施すること
前述の通り、定期的な無料点検は建物の状態を把握するために不可欠です。
そして、10年目の点検結果に基づき、タマホームから必要な有償メンテナンスの提案がなされます。
この提案内容に沿って工事を実施しなければ、その時点で保証は打ち切りとなってしまうのです。
提案される工事内容は、主に建物の耐久性に関わる重要な部分、例えば防蟻工事や外壁・屋根の防水工事などが中心となります。
つまり、最長60年保証は自動的に付与されるものではなく、計画的なメンテナンス費用を投じることで維持される制度であると理解する必要があります。
注意すべきポイント
この延長保証制度を利用する上で、いくつか注意すべき点があります。
第一に、有償メンテナンスの費用は homeowner 負担であるということです。
工事の内容や建물의規模によって金額は変動しますが、決して安い出費ではありません。
将来的に必要となるメンテナンス費用を、あらかじめ資金計画に盛り込んでおくことが賢明です。
第二に、有償メンテナンスはタマホーム、もしくはタマホームが指定する業者で行う必要があります。
もし、費用を抑えたいという理由で他の業者に依頼してしまうと、保証延長の条件から外れてしまうため注意が必要です。
最長60年保証は、タマホームと homeowner が長期的なパートナーシップを築き、共に住宅の価値を維持していくための制度と言えるでしょう。
保証に必須の有償メンテナンス
タマホームの最長60年保証を維持するためには、避けて通れないのが「有償メンテナンス」です。
これは、建物の耐久性を保ち、長期にわたって安全な状態を維持するために計画的に行われる補修工事のことで、その費用はすべて住宅所有者の負担となります。
具体的にどのような工事が必要で、どれくらいの費用を見込んでおけば良いのか、事前に把握しておくことは非常に重要です。
主な有償メンテナンスの内容
保証延長のタイミング、特に最初の10年目に提案されることが多い主なメンテナンス工事は以下の通りです。
- 防蟻(ぼうぎ)工事: シロアリによる建物の構造材への被害を防ぐための工事です。薬剤を散布・注入することで、シロアリの侵入を防ぎます。日本の木造住宅では、非常に重要なメンテナンスと言えます。
- 外壁メンテナンス: 外壁の塗装やシーリング(目地の充填材)の打ち替えが中心です。外壁は常に雨風や紫外線に晒されているため、経年劣化は避けられません。塗装の防水機能が低下すると、雨水が壁内部に浸入する原因となります。
- 屋根メンテナンス: 屋根材の種類によって内容は異なりますが、塗装や防水シートの補修・交換などが行われます。外壁と同様に、雨漏りを防ぐための重要な工事です。
- バルコニー防水工事: バルコニーの床面は雨水が溜まりやすいため、防水処理が施されています。この防水層も経年で劣化するため、定期的な再施工が必要です。
これらの工事は、10年目の点検で建物の状態を診断した上で、必要なものが提案される形になります。
もちろん、建物の仕様や立地環境によって劣化の進み具合は異なるため、すべての工事が同時に必要となるとは限りません。
費用の目安はどれくらいか
有償メンテナンスにかかる費用は、多くの方が最も気にする点でしょう。
これは建物の大きさや形状、選択する塗料のグレードなどによって大きく変動するため、一概に「いくら」とは言えません。
しかし、一般的な30坪程度の戸建て住宅の場合、10年目のメンテナンスで防蟻工事と外壁・屋根のメンテナンスを合わせて100万円から200万円程度の費用がかかるケースが多いようです。
これは決して小さな金額ではないため、住宅購入時から将来のメンテナンス費用として計画的に積み立てておくことが求められます。
タマホームから提示された見積もりが適正価格なのか気になる場合は、他のリフォーム会社からも相見積もりを取ることを考えるかもしれません。
しかし、前述の通り、タマホームの保証延長を受けるためには、タマホームが指定する工事を行う必要があります。
他社で安く工事をしても保証が失われてしまうのであれば本末転倒です。
この点は、保証を継続するかどうかの重要な判断基準となるでしょう。
有償メンテナンスは、単なる出費ではなく、大切なマイホームの資産価値を維持し、次の10年も安心して暮らすための「投資」と捉えることが大切です。
24時間対応のハッピーライフクラブ
タマホームのオーナーをサポートするサービスとして、「タマホームハッピーライフクラブ」というものがあります。
これは、住宅に関するさまざまなトラブルや相談事に、24時間365日対応してくれるコールセンターサービスです。
日々の暮らしの中で起こる予期せぬ問題に対して、いつでも頼れる窓口があるというのは、オーナーにとって大きな安心材料となるでしょう。
ハッピーライフクラブの主なサービス内容
ハッピーライフクラブは、単なる修理受付窓口ではありません。
暮らしをトータルでサポートするための、幅広いサービスを提供しています。
- 緊急駆け付けサービス: 「水漏れが止まらない」「トイレが詰まった」「鍵をなくして家に入れない」といった緊急性の高いトラブルに対して、専門スタッフが駆けつけて応急処置を行います。
- 住宅設備の修理受付: 給湯器やエアコン、IHクッキングヒーターといった住宅設備の故障に関する相談や修理の手配を受け付けています。保証期間内の場合は、スムーズにメーカーへの取り次ぎを行ってくれるでしょう。
- メンテナンス相談: 「網戸の張り替えはどうすればいい?」「壁の汚れが落ちない」といった日常的な住まいのお手入れに関する相談にも対応しています。
- リフォーム相談: 将来的に子供部屋を増やしたい、キッチンを新しくしたいといったリフォームの要望に関する相談も可能です。タマホームのグループ会社が対応してくれるため、建物の構造を熟知した上での適切な提案が期待できます。
特に、水回りや鍵のトラブルは、時間帯を問わず発生する可能性があるため、24時間対応の緊急駆け付けサービスは非常に心強い存在です。
一定の作業時間内であれば、出張料や作業料が無料になるケースもあるようですが、部品代や特殊作業費は別途必要となる場合がほとんどですので、利用前には料金体系をしっかりと確認することが大切です。
サービスの利用方法と注意点
ハッピーライフクラブを利用する際は、専用のフリーダイヤルに電話をかけるのが一般的です。
その際、オーナー情報(氏名、住所、物件番号など)を伝えることで、スムーズに本人確認が行われ、対応が開始されます。
このサービスは、タマホームで家を建てたオーナー向けの特典として提供されていることが多いですが、サービス内容や利用条件が変更される可能性もあります。
引き渡し時に受け取る書類や、タマホームの公式サイトなどで、ご自身が利用できるサービスの範囲を一度確認しておくと良いでしょう。
ハッピーライフクラブは、タマホームのアフターサービスをより具体的に、そして身近に感じさせてくれる重要なサポート体制です。
定期点検のような計画的なメンテナンスだけでなく、突発的なトラブルにも迅速に対応してくれる窓口があることで、日々の暮らしの安心感が大きく向上すると言えるでしょう。
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タマホームのアフターサービスの評判と賢い使い方
- ネットで見かける気になる評判
- 修理が必要になった際の連絡方法
- 緊急時の修理依頼はどうする?
- アフターサービスでかかる費用
- 後悔しないためのタマホームのアフターサービスの知識
ネットで見かける気になる評判
タマホームのアフターサービスについて、実際に利用した人々はどのように感じているのでしょうか。
インターネット上には、ブログやSNS、口コミサイトなどで、さまざまな評判が寄せられています。
ここでは、良い評判と悪い評判の両方を客観的に見ていくことで、サービスのリアルな姿を探っていきましょう。
良い評判・口コミ
まずは、ポジティブな意見から見ていきます。
- 「定期点検が丁寧で安心できた」: 予定通りに点検の案内が届き、訪問したスタッフが床下から屋根裏まで細かくチェックしてくれたという声は多く見られます。その場で簡単な補修をしてくれた、という経験談もあり、定期的なプロの目による確認が安心につながっているようです。
- 「最長60年保証はやはり魅力的」: 有料メンテナンスが必要であることは理解した上で、それでも長期にわたってメーカーの保証が続くという点にメリットを感じている人は少なくありません。何かあった時に相談できる先が明確であるという安心感は大きいようです。
- 「ハッピーライフクラブの対応が早かった」: 夜中に水漏れが発生した際に、ハッピーライフクラブに連絡したところ、すぐに業者を手配してくれて助かった、といった緊急時の対応を評価する声もあります。24時間対応の窓口の存在価値がうかがえます。
これらの評判からは、タマホームが提供するアフターサービスの仕組み自体は、多くのオーナーにとって心強く、満足度の高いものであることがわかります。
悪い評判・口コミ
一方で、ネガティブな意見に目を向けることも重要です。
- 「連絡しても対応が遅い、たらい回しにされた」: これが最も多く見られる不満点かもしれません。修理を依頼してもなかなか担当者から連絡が来ない、部署間で話が連携されておらず何度も同じ説明をさせられた、といった声です。特に、引き渡し後の担当者が営業からアフターサービスの専門部署に変わる際の連携がうまくいかないケースがあるようです。
- 「修理の質に不満が残った」: 補修に来てくれた業者の技術力に疑問を感じた、一度直してもらったのにすぐに再発した、といった意見です。これはタマホームの直接の施工ではなく、下請け業者の質に左右される部分も大きいと考えられます。
- 「有償メンテナンスの費用が高い」: 保証延長のために提示されたメンテナンス費用が、他のリフォーム会社の相場よりも高額だと感じるという声も少なくありません。保証を維持したい気持ちと、費用の負担との間で悩むオーナーが多いことがうかがえます。
これらの評判から見えてくるのは、全国に多くの支店を持つ大手ハウスメーカーならではの課題です。
サービス品質が、担当者や支店、下請け業者によってばらつきが出てしまう可能性があるという点です。
タマホームのアフターサービスを賢く利用するためには、これらの評判を参考にしつつ、何か問題があれば受け身にならず、根気強く担当部署に連絡を取り続けるといった主体的な姿勢も時には必要になるかもしれません。
修理が必要になった際の連絡方法
マイホームに住んでいると、経年劣化や何らかの不具合で修理が必要になる場面が必ず出てきます。
そんな時、どこに、どのように連絡すれば良いのかを正確に知っておくことは、迅速な問題解決のために非常に重要です。
タマホームの場合、修理の連絡方法は主にいくつかの窓口に分かれています。
基本的な連絡窓口
まず、修理や不具合に関する最初の相談窓口は、お住まいの地域を管轄するタマホームの支店(カスタマーサービス部門)になります。
引き渡し時に渡される書類の中に、アフターサービスに関する連絡先が記載されたものがあるはずですので、それを確認するのが最も確実です。
電話で連絡する際は、以下の情報を事前に準備しておくと、話がスムーズに進みます。
- 契約者氏名
- 住所
- 物件番号(わかる場合)
- 不具合が発生している箇所
- 不具合の具体的な状況(いつから、どのように、など)
不具合の状況を伝える際は、スマートフォンの写真や動画を撮っておくと、口頭で説明するよりも正確に状況を伝えられるためおすすめです。
24時間対応の窓口「ハッピーライフクラブ」
前述のハッピーライフクラブも、修理受付の重要な窓口です。
特に、支店の営業時間外である夜間や休日に発生したトラブルについては、こちらの窓口が第一の連絡先となります。
「水漏れ」「トイレの詰まり」「窓ガラスの破損」など、緊急性が高いトラブルの場合は、迷わずハッピーライフクラブのフリーダイヤルに連絡しましょう。
ただし、ハッピーライフクラブはあくまで一次受付と応急処置の手配が中心です。
根本的な修理や保証に関する判断は、後日、タマホームの担当支店から改めて連絡が入る流れになることが一般的です。
連絡する際のポイント
連絡をした際には、「いつ、誰が、どのような内容で対応してくれるのか」を必ず確認し、記録しておくことが大切です。
口頭での約束だけでなく、担当者の名前や、折り返し連絡の予定日時などをメモしておきましょう。
万が一、約束の日時を過ぎても連絡がない場合は、再度こちらから状況を確認する必要があります。
評判のセクションでも触れましたが、残念ながら「対応が遅い」と感じるケースもあるようです。
そうした場合でも感情的にならず、冷静に、しかし粘り強く状況を伝え、対応を促していく姿勢が求められます。
修理の連絡は、タマホームのアフターサービスを実際に評価する最初のステップです。
いざという時に慌てないよう、連絡先の電話番号はすぐにわかるところに保管しておくことを強くお勧めします。
緊急時の修理依頼はどうする?
日々の暮らしの中で、突発的かつ緊急に対応が必要なトラブルが発生することがあります。
例えば、水道管が破裂して水が噴き出してしまった、台風で屋根の一部が飛ばされて雨漏りしている、といった状況です。
このような一刻を争う事態において、タマホームのオーナーはどのように対処し、どこへ修理を依頼すれば良いのでしょうか。
最優先の連絡先は「ハッピーライフクラブ」
答えは明確で、緊急時の第一連絡先は「タマホームハッピーライフクラブ」です。
このサービスは24時間365日稼働しているため、深夜であろうと祝日であろうと、いつでも電話がつながります。
通常の営業時間内に地域の支店へ連絡しても、すぐに対応してもらうことは困難です。
緊急時には、まずハッピーライフクラブのフリーダイヤルへ連絡し、状況を正確に伝えることに専念しましょう。
緊急時に伝えるべき情報
電話口では、オペレーターが冷静に状況をヒアリングしてくれます。
パニックにならず、以下の情報をできるだけ詳しく伝えられるようにしましょう。
- オーナーの氏名と住所
- 現在の具体的な状況(例:「2階のトイレの床から水が溢れている」)
- いつから発生しているか
- 現在行っている応急処置(例:「水道の元栓を閉めた」)
- 家の前に作業車を停めるスペースがあるかなど、現地の状況
特に、水漏れの場合は、さらなる被害拡大を防ぐために、可能であれば水道の元栓(メーターボックス内にあることが多い)を閉めておくことが非常に重要です。
どこにあるかわからない場合でも、オペレーターが場所を教えてくれる可能性があります。
駆け付けサービスの流れ
ハッピーライフクラブに連絡後、提携している専門業者が現場へ急行してくれます。
彼らの役割は、あくまで「応急処置」です。
例えば、水漏れを一時的に止めたり、割れた窓を養生したりといった、被害の拡大を防ぐための作業が中心となります。
その場での完全な修理が難しい場合や、部品の取り寄せが必要な場合は、後日、改めてタマホームの担当部署が本格的な修理の手配を行うことになります。
駆け付けサービスにかかる費用については、一定の範囲内(例:60分以内の応急処置)であれば出張料・作業料が無料となる場合がありますが、これは契約内容やトラブルの状況によって異なります。
電話の際に料金体系についてもしっかりと確認しておきましょう。
緊急事態はいつ起こるかわかりません。
事前にハッピーライフクラブの連絡先を携帯電話に登録しておく、家族全員がわかる場所に貼っておくなど、万全の準備をしておくことが、被害を最小限に食い止める鍵となります。
アフターサービスでかかる費用
タマホームのアフターサービスを受けるにあたり、「何が無料で、何が有料なのか」を正確に理解しておくことは、後々のトラブルを避け、賢くサービスを活用するために不可欠です。
費用がかかるかどうかは、主に「保証期間内かどうか」「不具合の原因は何か」「計画的なメンテナンスかどうか」によって決まります。
無料で対応してもらえるケース
基本的に、以下のケースでは費用が発生しないことがほとんどです。
- 定期点検: 引き渡し後10年目までに行われる定期的な点検は、すべて無料です。
- 保証期間内の瑕疵(かし)による修理: 建物の構造耐力上主要な部分や、雨水の浸入を防止する部分に、施工不良などが原因の不具合(瑕疵)が見つかった場合、保証期間内であれば無償で修理されます。例えば、引き渡し後5年で雨漏りが発生し、その原因がタマホーム側の施工にあったと認められれば、修理費用はかかりません。
- ハッピーライフクラブの一次対応: 緊急駆け付けサービスにおいて、規定時間内の応急処置であれば、出張料や作業料が無料になる場合があります。(※部品代や特殊作業費は除く)
有料となるケース
一方で、以下のような場合は homeowner の費用負担となります。
- 保証期間が過ぎた修理: 10年の初期保証が切れた後や、延長保証をしていない箇所での修理は、当然ながら有料です。
- 保証対象外の修理: 例えば、壁紙の剥がれや建具の軽微な不具合など、保証の対象となっていない箇所の修理は有料となります。また、住宅設備の多くはメーカー保証(1〜2年)が切れた後の修理は実費が必要です。
- 経年劣化によるメンテナンス: 外壁の塗装や給湯器の交換など、時間とともに自然に劣化していく部分のメンテナンスや交換は、計画的に費用を準備しておく必要があります。
- 住まい手の故意・過失による破損: 子供が壁に穴を開けてしまった、物を落としてフローリングを傷つけてしまった、といったケースの修理は自己負担です。これらは火災保険のオプションでカバーできる場合もあります。
- 保証延長のための有償メンテナンス: これまで何度も触れてきた通り、保証を10年を超えて延長するためには、タマホームが指定する防蟻工事や防水工事などを有料で実施する必要があります。
アフターサービスにかかる費用を考える上で最も重要なのは、保証の範囲と条件を正しく認識することです。
「これくらいは保証で直してくれるだろう」という思い込みは禁物です。
修理を依頼する際には、まずその不具合が保証の対象になるのか、費用が発生する場合は見積もりを提示してもらうなど、事前に金銭的な面をクリアにしてから進めるようにしましょう。
これにより、後から高額な請求をされて驚くといった事態を防ぐことができます。
後悔しないためのタマホームのアフターサービスの知識
これまで、タマホームのアフターサービスについて、保証内容から点検、修理、費用、評判まで詳しく見てきました。
最後に、これらの情報を踏まえ、タマホームで家を建てた後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、オーナーとして知っておくべき重要な知識をまとめます。
これは、タマホームのアフターサービスを最大限に活用し、長く快適なマイホーム生活を送るための結論とも言えるでしょう。
家は建てて終わりではなく、そこからが本当のスタートです。
タマホームというパートナーと、いかに良好な関係を築きながら住まいを維持していくか、そのための心構えと具体的なアクションプランを明確にすることが大切です。
保証制度のメリットを享受するためには、オーナー側にも果たすべき責任があることを忘れてはなりません。
これからお伝えするポイントをしっかりと胸に刻み、計画的かつ主体的にアフターサービスと向き合っていきましょう。
- タマホームの基本保証は引き渡しから10年間
- 保証対象は主に構造部分と雨漏り防止部分
- 10年間で計5回の無料定期点検が実施される
- 最長60年保証は自動付与ではなく条件付きの制度
- 保証延長には10年ごとの有償メンテナンスが必須
- 有償メンテナンスは防蟻工事や防水工事が中心
- メンテナンス費用は100万円以上かかることも想定する
- ハッピーライフクラブは24時間365日対応の窓口
- 水漏れなど緊急時はハッピーライフクラブへ連絡
- アフターサービスの評判は支店や担当者で差がある可能性
- 対応が遅い場合は根気強く連絡することが重要
- 修理依頼時は保証対象か否かをまず確認する
- 保証延長の費用対効果を冷静に判断する必要がある
- 家の維持管理はオーナーの主体的な姿勢が不可欠
- タマホームのアフターサービスは計画的な活用が鍵
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